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言葉を話せない犬のためにも病気のサインは早く見つけるようにしましょう

2020年07月07日

動物は基本的に、少し調子が悪くても元気に振る舞います。人間のように不調を伝えることをしませんが、犬なりのちょっとしたサインはあります。人と似通ったサインもありますので、確認しておきましょう。

まず、高熱・低体温です。犬の平均体温は37.5度?39度で、小型犬や子犬の方がやや高めとなっています。平熱よりも体温が高い、あるいは低い場合は受診してください。体温変化に気付くためには平熱を把握しておく必要があるため、病院で測るか、自宅で定期的に肛門に体温計を入れる方法で測定をしておきましょう。肛門はデリケートですので、傷付けないよう体温計にオリーブオイルやワセリンを塗ることをおすすめします。

歯茎の色も、健康状態を知るためには大事な要素となります。一般的に健康な犬の歯茎は綺麗なピンク色で、指の腹で押した時に白くなった後に2秒程でピンクに戻ります。犬種によってはもともと歯茎が黒色など、ピンク色でないこともあります。不調や病気のサインになる歯茎は黄色や茶色に変色しているもの、または赤く腫れているものです。口臭が強い、口に触られるのを嫌がるようになったなどもサインとなります。

普段元気な犬が寝てばかりいる時は気にかける必要があります。また、いつもは夜になると静かに眠っているのに、鳴く・徘徊する場合も要注意です。無気力や脱力感の状態も、様々な病気の初期症状に挙がります。いつもと違う様子が見られた時は何らかのサインですので、軽視せず気にかけてください。

続いて食事の問題ですが、急に食事を食べなくなった・食べ過ぎるようになった場合は注意が必要です。食べない理由にはフードの好き嫌い・疲労・人の食べ物に関心があるなどもありますが、何日も続く場合は獣医に相談しましょう。逆に食の細い犬が急に大食になった場合もサインかもしれませんので、獣医に相談してください。

食べ物だけでなく、水分摂取量にも目を向ける必要があります。水を多量に飲む・排尿回数が増えた・尿量が増加したなどが見られる時は、泌尿器か内分泌系の病気が疑われます。糖尿病・腎不全・膀胱炎なども考えられるため、病院で診てもらいましょう。

食べ物の関連のサインとして、嘔吐や下痢があります。犬はよく吐く動物なので、嘔吐の後いつもと変わらない様子なら問題ありませんが、吐物に血が混ざっている・変な物を食べた可能性がある・嘔吐後に元気がない場合は病気が疑われます。下痢も食べ物・気温変化・ストレスなどの影響でよく起こしますが、水状・真っ赤・真っ黒・見たことがない状態のものは病気の初期症状の可能性があります。写真を撮り、持参用に回収し、病院へ連れて行きましょう。

咳をしている場合は、アレルギーや伝染性気管支炎(ケンネルコフ)の可能性があります。また、フィラリアなどの寄生虫や心臓病を起因として咳が出ることもあるそうです。急に咳が始まったら、念のため受診してください。